系統図
図を飛ばして一覧を見る親
-
水稲農林22号 母本
近畿34号 ・ いもち病に強い
越路早生自身の来歴文書はない。母本・父本の別は、同じ交配から出たホウネンワセ・ハツニシキ・ヤマセニシキの来歴文書が「農林22号を母とし農林1号を父として」と書いていることによる
出典: イネ品種データベース検索システム「北陸4号を親とする品種一覧」(全263行) / イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「生40(越路早生)」 / イネ品種データベース検索システム「近畿34号を親とする品種一覧」(全167行) / イネ品種データベース検索システム「越南14号(ホウネンワセ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽224号(ハツニシキ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽225号(ヤマセニシキ)」品種来歴文書
-
水稲農林1号 父本
北陸4号 ・ 収量が多く品質・食味が良い。いもち病に弱い
越路早生自身の来歴文書はない。母本・父本の別は、同じ交配から出たホウネンワセ・ハツニシキ・ヤマセニシキの来歴文書が「農林22号を母とし農林1号を父として」と書いていることによる
出典: イネ品種データベース検索システム「北陸4号を親とする品種一覧」(全263行) / イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「生40(越路早生)」 / イネ品種データベース検索システム「近畿34号を親とする品種一覧」(全167行) / イネ品種データベース検索システム「越南14号(ホウネンワセ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽224号(ハツニシキ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽225号(ヤマセニシキ)」品種来歴文書
兄弟
- コシヒカリ 越南17号
- ホウネンワセ 越南14号
- ハツニシキ 奥羽224号
- ヤマセニシキ 奥羽225号
- 予44 予44
- 予45 予45
- 予46 予46
- 予47 予47
- 予48 予48
- 予49 予49
子孫
続柄は、いちばん近い血のつながりで数えています。系統図の段は交配の順序で決めているので、経路が複数ある品種は続柄より下の段に描かれることがあります。
自分の来歴文書がない
交配組合せの記録はあります。
交配組合せ 農林22号/農林1号
コシヒカリと同じ交配から出た系統で、地方番号は生40。 けれど、品種来歴文書は本文を返しません。この品種についての報告書は電子化されていない。
母本・父本の別も、この頁には書かれていません。
母と父は、きょうだいの文書から分かる
同じ交配から出た3本には来歴文書があり、いずれもこう書いています。
昭和20年「農林22号」を母とし「農林1号」を父として人工交配を行い
同じ1回の交配です。 だから越路早生の母も農林22号、父も農林1号です。
これは慣例からの推測ではありません。 同じ交配について書かれた文書が3本ある、という理由による断定です。 そのことをここに書いておきます。
性質は、ヤマセニシキの文書に書かれている
ヤマセニシキの来歴文書の石川県の項に、越路早生の採用理由があります。
「越路早生」は農林1号よりハ・クビイモチ病、小粒菌核病根ぐされ、抵抗性強く、農林1号では穂数の確保出来ぬ県下全般の湿田及び半湿田、更には潟沿岸地域の農林1号、新6号を対象として奨励品種に採用している。
湿田のための1本です。 水の多い田では農林1号は穂の数が足りない。そこを置き換える。
石川県は、同じ交配から出た4本を田のタイプで使い分けていました。 乾いた平地の肥沃地はホウネンワセ、山添いはハツニシキ、湿田と潟沿岸は越路早生。 普及見込面積は約3,000ha。
他人の文書に残った品種
自分の報告書はない。 けれど、きょうだいの報告書に名前と性質と適地が書かれている。
資料は、その品種のためだけに書かれるわけではない。 別の品種の文書を読まないと分からない品種があります。
諸説あり
コシヒカリの母本と父本
- 母本=農林22号、父本=農林1号 — イネ品種データベース検索システム「越南17号(コシヒカリ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「越南17号」 / 戦後日本のイノベーション100選「コシヒカリ」経緯
- 母本=農林1号、父本=農林22号 — コシヒカリのエピソード1 〜交配から系統の育成まで〜
農研機構の来歴文書は「「農林22号」を母とし「農林1号」を父として」と語で明記している。育成県である新潟県はこれと逆に記す。系統図は来歴文書の表記で描き、新潟県の記述をここに併記する。どちらかを誤りとは書かない。
交配した年
- 昭和19年(1944年) — コシヒカリのエピソード1 〜交配から系統の育成まで〜 / 新潟コシヒカリの軌跡 〜誕生から定着に至るまで〜 / 戦後日本のイノベーション100選「コシヒカリ」経緯
- 昭和20年(1945年) — イネ品種データベース検索システム「越南17号(コシヒカリ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「越南14号(ホウネンワセ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽224号(ハツニシキ)」品種来歴文書 / イネ品種データベース検索システム「奥羽225号(ヤマセニシキ)」品種来歴文書
農研機構の来歴文書は当時の奨励品種採用申請書に基づくとみられ、昭和20年と記す。同じ交配から出たホウネンワセ・ハツニシキ・ヤマセニシキの来歴文書も、4本そろって昭和20年と書く。新潟県の記録は昭和19年に交配し昭和20年は労力不足で栽培を見送ったとする。本文では1944年を採り、この食い違いを注記する。
農林1号の母本の表記
同じ農研機構データベースの中で、系譜図の欄と来歴文書で表記が異なる。系譜図の表記を主とし、別表記を併記する。
亀の尾4号の表記
- 亀の尾4号 — イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「陸羽132号」
- 亀ノ尾4号(一般的な表記)
農研機構データベースの表記を採る。一般に流通している表記は「亀ノ尾」だが、出典が持てるほうを主とする。
まだ確かめられていないこと
21位以下は調べていません
当サイトが収録しているのは、令和6年産の作付割合で上位20品種と、それらをコシヒカリにつなぐ品種です。21位以下にもコシヒカリの子孫は多数ありますが、まだ一次資料で検証していません。
まっしぐらの交配年
青森県の奨励品種特性一覧表にも、農研機構のデータベースにも、まっしぐら(青系138号)の交配年は書かれていません。交配組合せ「奥羽341号/山形40号」と、平成16年度の奨励品種採用は一次資料で確認していますが、交配がいつ行われたかは未確認です。どちらが母本かも、同じ理由で記していません。 2026-10-08 に、育成した機関の側をもう一度あたりました。青森県産業技術センター農林総合研究所の品種データベースのまっしぐらのページには「「まっしぐら」の来歴」という見出しがありますが、その下に本文がありません。同研究所の研究報告でウェブに出ているのは第42号(2015年)以降で、まっしぐらの育成報告にあたる号は含まれていません。つまり、育成した機関自身の公開資料にも交配年が出ていない状態です。
出典
- イネ品種データベース検索システム「越南17号(コシヒカリ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「越南17号」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム「北陸4号(水稲農林1号)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「北陸4号」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム「北陸4号を親とする品種一覧」(全263行) — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「近畿34号(水稲農林22号)」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「近畿15号(水稲農林8号)」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「近畿9号(水稲農林6号)」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「陸羽132号」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「陸羽20号」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- コシヒカリのエピソード1 〜交配から系統の育成まで〜 — 新潟県 農林水産部 農産園芸課 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- 新潟コシヒカリの軌跡 〜誕生から定着に至るまで〜 — 新潟県 農林水産部 農産園芸課 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- 戦後日本のイノベーション100選「コシヒカリ」経緯 — 公益社団法人 発明協会 ・ 確認日 2026-09-10
- あきさかりの良さを引き出す栽培法 — 福井県 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- ぎふクリーン農業/県産品種 ハツシモ — 岐阜県 農産園芸課 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-11
- 水稲「あさひの夢」の奨励品種採用(研究成果情報) — 農研機構 中央農業総合研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-11
- コシヒカリのエピソード2 〜奨励品種への採用から〜 — 新潟県 農林水産部 農産園芸課 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- コシヒカリBLの導入のねらい — 新潟県 農林水産部 農産園芸課 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-10
- イネ品種データベース検索システム「近畿15号(水稲農林8号)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-16
- イネ品種データベース検索システム「近畿9号(水稲農林6号)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-16
- イネ品種データベース検索システム「越南14号(ホウネンワセ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム「奥羽224号(ハツニシキ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム「奥羽225号(ヤマセニシキ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム「近畿34号を親とする品種一覧」(全167行) — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム 交配系譜図「生40(越路早生)」 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム「越南12号(ヤマコガネ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01
- イネ品種データベース検索システム「山陰47号(ヤエホ)」品種来歴文書 — 農研機構 次世代作物開発研究センター ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-10-01